今回は腰の痛みを改善していくにあたり欠かせないポイント、
『仙腸関節』について書いていきます。
この仙腸関節はまだまだその機能や、痛むメカニズムなど分かっていないことも多い関節ではありますが、
近年研究が進んできて明らかにされてきたこともあるので、その部分をお伝えしていきますね。
仙腸関節から腰痛になるメカニズム
仙腸関節は第2腰椎から第4仙椎神経(腰の真ん中くらいから尾てい骨くらいまでの背骨から出る神経)によって支配されていて、
腰痛や坐骨神経痛の原因となります。
そして、仙腸関節周囲にある受容器(関節を安定させたり動かすときのセンサー)は
ほとんどが侵害受容器(痛みを感じたり関節を安定させるための受容器)なのです。
つまり、痛みを感じる受容器が非常に多い仙腸関節は痛みに敏感な関節なので、
少し不具合があったりすると痛みを出しやすいと言えますね!
仙腸関節由来の痛みの特徴
仙腸関節は支配神経(コントロールするための神経)がすごく広いので、
仙腸関節が悪くなると色々なところに痛みや痺れが出てくる可能性があります。
具体的な痛む場所としては
腰やお尻、鼠径部、太もも、スネやふくらはぎ、足部など。
非常に幅広いですね!
終わりに
仙腸関節はほどんど動かない関節ですが、
骨格を支えるという人間の体にとって大切な役割をしています!
西荻窪きりん堂接骨院・整体院では腰痛・坐骨神経痛治療において
仙腸関節も見逃さずにしっかりと検査をし、痛み、シビレの原因を見つけていきます(*^_^*)