姿勢とメンタルはつながっている
「なんか最近気分が晴れない」
「やる気が出ない」
そんなとき、自分の姿勢を見直してみたことはありますか?
実は、姿勢が心に与える影響は医学的にも心理学的にも証明されていて、
姿勢を整えることでメンタルが安定することもあるんです。
🧠なぜ姿勢がメンタルに影響するの?
✅ ① 呼吸が浅くなる
猫背や前かがみ姿勢になると、肺や横隔膜が圧迫されて呼吸が浅くなります。
すると、脳に酸素が行きにくくなり、集中力や判断力が落ち、不安感やイライラが出やすくなるんです。
✅ ② 自律神経が乱れる
背中が丸まっていると、背骨沿いを通る交感神経・副交感神経のバランスが崩れやすくなります。
特に首や肩の筋肉が緊張していると、交感神経が優位=ストレス反応が強まる状態に。
慢性的な肩こりや首こりのある方は、実は「気分の落ち込み」や「不眠」も同時に抱えていることがよくあります。
✅ ③ 姿勢が“感情”を決める?
心理学では「ジェームズ=ランゲ説」という考え方があります。
これは「感情は体の状態に引きずられる」という理論です。
たとえば…
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背筋を伸ばして胸を開く → 前向き・自信・やる気
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うつむいて背中を丸める → 不安・悲しみ・自信喪失
というように、体の姿勢が先で、感情はあとからついてくるという考え方です。
実際、うつ病の方は姿勢が崩れていることが多く、治療の一環として姿勢改善が取り入れられることもあります。
🧘♂️メンタルを整える「姿勢の習慣」
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毎朝、背筋を伸ばして深呼吸する時間を取る
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スマホを見るときは顔を上げて、なるべく目線を前に
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座るときは骨盤を立てて座る(浅く座らない)
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寝る前に軽いストレッチで背中を緩める
特に「胸を開く」「背筋を伸ばす」姿勢は、幸せホルモンのセロトニン分泌にも関係していると言われています。
鍼灸・整体で姿勢&メンタルのWケア
西荻窪きりん堂鍼灸接骨院では、姿勢を整えるだけでなく、首肩まわりの筋肉の緊張を取る施術や、自律神経の調整を目的とした鍼灸も行っています。
「気分が晴れない」「疲れやすい」「眠れない」そんな症状に対して、身体からアプローチすることで心がラクになるケースも多いです。
まとめ
姿勢が変われば、呼吸が変わり、脳の働きが変わり、そして心も変わります。
「メンタルが不安定かも」と感じたときこそ、まずは自分の姿勢を見直すことが、意外な一歩になるかもしれません。
