鍼灸施術後の身体の変化
体が回復モードに入ったサイン
こんにちは。鍼灸を受けたあと、「なんだか体がだるい…」「眠くなる感じがする…」という声をいただくことがあります。
実はそれ、体がよくなろうとしているサインかも。
鍼灸によって体はどう変わる?
鍼やお灸は、体のツボを刺激して
・血流改善
・自律神経のバランスが整う
・緊張した筋肉が緩む
・内臓の働きが高まる
といった作用があります。
でも、その変化はゆっくり少しずつ起きるものなので、体が「いつもと違う」と感じて調整モードに入ることがあるのです。
だるさの正体は?
鍼灸のあとに感じるだるさの正体は、いわば**体のリセット反応**。
とくに
・慢性的な疲労がたまっていた人
・緊張状態が長く続いていた人
・初めて鍼灸を受けた人
には、血流の急な変化や自律神経の切り替えが起こりやすく、だるさや眠気を感じることがあります。
これは「好転反応(こうてんはんのう)」・「瞑眩現象(めんげんげんしょう)」と言われるもの。
体の中にある毒素や発痛物質が体外に出ることに伴い起こる反応で、体がよい方向に向かう過程で起こる反応です。一時的に起こるもの。
どれくらい続くの?
多くの場合、このだるさは半日〜1日程度で自然におさまります。
術後1・2時間はゆっくり過ごすよう心掛けてもらい、水分をしっかり摂り、無理せず休むことが大切です。
まとめ
鍼灸後のだるさは、体がよくなろうとしている証拠!!
一時的な反応なので、焦らず、体を休める時間をつくってください。
不安なことがあれば、遠慮なくスタッフまでお声がけくださいね。