筋膜リリース
筋膜は『第2の骨格』
筋膜とは筋肉を包む膜ですが、個々の筋肉を包む筋膜と、身体全体の筋肉をつなぐ筋膜に大きく分かれます。
それらの筋膜は互いに干渉し合い、テンセグリティという3次元的なバランスを保っています。
そのため、筋膜の一部にひきつれが起きると、離れた体の場所の機能に影響を及ぼすこともあります。
筋膜にひきつれが起きると水分を失い、柔軟性、弾力性を失った硬い繊維となります。
たとえるなら服を着ていて、その服を一部分からギュッと引っ張られたような窮屈な状態。
この窮屈さはその部分の筋膜だけでなく、そこに連結される筋膜の均衡が崩れ、体が歪む原因となります。
家事や仕事、子育てなど度重なる体の負担やストレスにさらされると、悪い姿勢で『筋膜』が形状記憶されてしまいます。
柔軟性を失い癒着した部位は痛みやコリ感、しびれ感を誘発します。
下記の筋膜図は全身に広がる筋膜の代表的なラインです。
このように、筋膜は全身をつないでバランスを取っていますので、ひきつれた時には骨格(背骨や骨盤など)・姿勢の歪みを引き起こし、肩・腰の痛みや不快感をひき起こすのです!
筋膜リリースで改善が期待できること
- 肩こり/首こり
- 腰痛/ぎっくり腰
- 猫背・骨盤・巻き肩などのゆがみ
- 頭痛/ストレートネック
- O脚/X脚
- 膝の痛み
- 坐骨神経痛/ヘルニア
- その他の痛み、痺れなど様々な症状
より効果的な筋膜リリース、『ASTR』
ASTR(アスター)とは筋膜リリースとストレッチングを組み合わせ、より効果的な痛みやコリの改善を出せる最新の手技療法です。
即効性が普通の筋膜リリースよりも優れているので、当院ではASTRを使っての治療を積極的に行っています。
ちなみにASTR はActive Soft Tissue Release(アクティブソフトティシューリリース)の頭文字をとってつけられています。
通常の筋膜リリースは静止状態の筋膜に対して行っていくのですが、このASTR(アスター)はそこからさらに一工夫!関節を動かしながら筋膜をほぐしていきます。
腰痛や肩こり、頭痛やひざ痛など、さまざまな症状に対し有効なのですが、もう一つ普通の筋膜リリースよりも優れている点として、手や足の指など細かい箇所の治療にも非常に効果的。
例えば、ばね指や足の指付近の痛み、五十肩の治療にもASTRが活躍します。
つらい症状でお悩みなら!
筋膜リリースやトリガーポイント整体で筋膜を整え、関節モビライゼーションで骨格を矯正し、インナーマッスル整体で歪まない身体をつくると、より効果的につらさをとることができます。
詳しくは杉並区の西荻窪駅徒歩3分にある『西荻窪きりん堂接骨院/整体院』までお気軽にお問い合わせください。