頭痛
しつこい頭痛・・・
- 頭が痛く、家事や仕事に集中できない
- 後頭部がズキズキする
- こめかみや頭の横側が締め付けられるような感じがする
- PCやスマホを見ていると目の奥が痛くなってくる
- 昔からの慢性的な頭痛に悩まされている
- 病院に行ったが、画像では特に問題ないと言われた。
上記のような悩みはありませんか?日常がつらく、ずっと頭痛薬を飲んで家事や仕事しているという女性の声も多く聞きます。
頭痛の種類
頭痛には、生命が危険な頭痛と、そうではない慢性頭痛があります。
【危険な頭痛】
以下のものがあります、頭痛とともに他の症状も出現することがあります。
脳腫瘍:手足のしびれ、言語障害、吐き気、痙攣、視野が狭くなる、視力低下
硬膜下血腫(慢性):頭部をぶつけることが誘因になる、認知障害や麻痺
髄膜炎:発熱、嘔吐、後頭部痛、痙攣
クモ膜下出血:激しい頭痛や嘔吐
脳出血:意識障害、言語障害、手足のしびれ
このような頭痛は、危険なので近くの脳神経外科を受診するか、動けないほどでしたら救急車を呼ぶことをオススメいたします。
【慢性的な頭痛】
危険なもの以外、ほとんどの頭痛は以下の慢性的な頭痛に分類されます。
慢性的な頭痛は筋緊張性頭痛、偏頭痛、群発性頭痛の3種類があります。
筋緊張性頭痛
頭痛の約50%はこの筋緊張性頭痛と言われています。
現代にこの筋緊張性頭痛が多い理由として、PCやスマートフォンなどの普及による生活様式の変化があげられています。
人間の頭の重さは5キロ程度あり、頭が前にずれた姿勢で長時間作業を続けると、肩や首の関節や筋肉は大きな負担を強いられます。
実は、頭が5cm前にずれれば、首・肩にかかる頭の重さはおよそ2倍にもなります。
当然、カラダは負担が掛かり、首や肩がこってしまうのです。そして、そのこった筋肉が頭痛を引き起こします。
片頭痛
頭痛全体の2割を占めます。月に数回、左右どちらかのこめかみがズキズキ(人によりドクドク)と拍動性に脈打つような痛みが出るのが特徴。
閃輝暗点(せんきあんてん)という、頭痛の前に目の前がチカチカっとなる症状も出ることがあり、運動やお風呂に入ったりして血流がよくなると痛みが強くなりやすいことが特徴でもあります。
ちなみに、片頭痛と筋緊張性頭痛はかなりの確率で混在が確認されています。
群発頭痛(群発性頭痛)
季節の変わり目など決まった時期に、片側の目がえぐられるように激しく痛み、数十分から2、3時間続きます。寝ているときに突然痛みが起こることもあります。
原因はわかっていませんが、近年アルコールやストレスとの関連が報告されています。
上記のうち、筋緊張型頭痛と片頭痛は整体で改善できる頭痛です。
整体での頭痛治療
【頭痛の原因となるトリガーポイント】
トリガーポイントとは筋肉に出来るゴリゴリで、筋緊張性頭痛の正体です。
側頭部に出る頭痛やおでこにでるもの、目の奥に出る頭痛や後頭部に出るものなど、頭痛の出ている場所により原因となる筋肉も異なってきます。
当院では丁寧なヒアリングと触診により頭痛の原因となる筋肉を特定していきます。
おでこや目の周り、耳周辺に出る頭痛
側頭部や後頭部に出る頭痛
頭頂部や目の奥に出る頭痛
こめかみ付近に出る頭痛
当院では、やみくもにマッサージするのではなく、頭痛がでている場所を見極め、それに応じた筋肉を丁寧に緩めていきます。
【頭痛の原因となる背骨の歪み】
ストレートネック(まっすぐ首)という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
首がこの状態になると、首の後ろがつまり脳に十分な血液がいかなくなります。
そして脳に血液が足りない状態になると頭痛がおこります。
当院ではマニュアルセラピーという、バキバキしないソフトなゆがみ治療法で、ストレートネックを治していきます。
西荻窪駅からすぐの『西荻窪きりん堂接骨院/整体院』では、国家資格を保持した頭痛治療のプロフェッショナルがあなたのつらい頭痛と真剣に向き合います。
頭痛でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
【頭痛についての動画解説】
頭痛の症例
ケース1 ずっと飲んでいた頭痛薬を飲まなくてよくなりました <30代 女性>
昔からの頭痛もちで、仕事に集中できないくらい不快感が強くなったので通院を始めました。
背骨の検査では、ストレートネック(通常、前に反りがある首がまっすぐになってしまうこと)、逆猫背(背中の丸まりがなくなっている)、ねこ腰(正常よりも腰が丸くなりすぎている状態)があるせいで板状筋にトリガーポイントができ、頭痛が出ている状態でした。
また、寝ている時に横向きで過度に丸まった姿勢で寝ていることにより、巻き肩(肩が前に出ている状態)になっていて、それがストレートネックを悪化させている原因になっていました。
治療は主に、首肩の負担がかかっている筋肉に対しトリガーポイントマッサージを週 1~2回をめやすに行い、ストレートネックと逆猫背、ねこ腰に対しソフトな矯正を行ったところ、1回目で、ほとんどが無くなり、治療3回目以降は、薬に頼ることなく家事や仕事も楽にできるようになりました。
そのタイミングから首、肩周りのストレッチとドローイン(インナーマッスル専用体操)の生活指導を行ない、症状の改善がみられたので週に1回~2週間に1回の通院。
初診から2ヶ月程度で、日常のつらい症状はなくなり治療を終了しました。
ケース2 親切丁寧な応対に加え、痛くない施術で頭がスッキリしました。 <40代 女性>
ひどい頭痛が続くということで、来院されました。 グッスリ眠れない日々が続いていたので、本当にしんどかったとのことでした。
まずはしっかりとヒアリングをして、それから頭や肩、首の状態をチェック。原因は首と肩が前に出てしまっていて、それにより頭への血流循環が悪くなっていたことでした。
この方は自分でこめかみをマッサージしていたのですが、原因が別にあるので効果が出ていませんでした。
また、パソコンの時に過度に腰が丸まった姿勢で作業していることにより、頭部前方位(頭が前に出ている姿勢)になっていて、それが頭痛を悪化させている原因になっていました。
治療はまず、前に出てしまっている首肩を正しい位置に戻していくことをして脳への血流を改善していきました。
また、頚椎の2番が後ろにずれてしまっているのに対しソフトな歪み矯正を週1~2回を目安に行ったところ、1回目で、頭痛が半分くらいになり、治療6回目以降は、眠れていなかった夜もすっきり眠れるようになりました。
その時点から首肩を良い姿勢に保つエクササイズを指導。症状の改善がみられたので週に1回~2週間に1回の通院。
初診から1ヶ月程度で、首肩のハリ感もとれて来たので、今は正しい姿勢を体に覚えさせるためのインナーマッスル強化を頑張っています。