腰痛
あなたを苦しめる腰痛・・・
- 腰やお尻あたりに重だるさを感じる
- 寝ているときに腰に違和感がある、仰向けで寝づらい
- デスクワークをしているときに腰が固くなっている感じがする
- 椅子や床からの立ち上がりや寝てる姿勢からの起き上がり時に腰が痛い
- 普通の整体やマッサージ屋さんに行っても良くなるのはその時だけ
- 足やおしりにシビレが出る
- 以前ギックリ腰やヘルニアになったことがある
こんな悩みを抱えていませんか?その腰の痛み、、長引いている方は本当の原因を突き止められていないかもしれません。
腰のことで少しでも不安を感じたら杉並区の西荻窪きりん堂接骨院/整体院にご相談ください。
平日忙しい方のために、土曜、日曜、祝日も診療中。
慢性的な腰痛から急なぎっくり腰など重い腰痛まで、おひとりおひとりに合わせた腰痛のための効果的なマッサージ・整体を用意しています!
つらい腰痛・・その原因は・・・?
腰痛の原因は、次の2つに大きく分かれます。
- 筋肉の疲労やコリ(トリガーポイント)からくるもの
→筋・筋膜性腰痛、筋肉性のぎっくり腰
- 背骨や骨盤など、骨のゆがみによるもの
→椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変形性腰椎症、脊椎分離症(滑り症)、関節性のぎっくり腰
それぞれの詳細については下記の通りです。
筋肉(筋膜)の疲労からくる腰痛
【筋肉にできるトリガーポイント】
長時間のデスクワークや前かがみなど、無理な姿勢が続くと筋肉の疲労が蓄積して筋肉にゴリゴリができます。
この筋肉にできたゴリゴリのことをトリガーポイントといいます。
筋・筋膜性腰痛はほとんどこのトリガーポイントが原因です。
腰の重だるさが長引いている方は、深層筋(深いところにある筋肉)のトリガーポイントのせいかもしれません。
例えば、中腰姿勢や重たいものを持った時に姿勢が悪いと腸腰筋という筋肉に負担がかかり、トリガーポイントができます。
この腸腰筋はお腹の奥の方にありますが、トリガーポイントができると腰に痛みを出し、ぎっくり腰の一番の原因になります。
また、ほかにも下図の中殿筋という筋肉は、ウエスト付近の痛みやお尻付近の辛さを出します。
下図の小殿筋や梨状筋という筋肉は坐骨神経痛のような痛みを出しますので、痛みの場所や筋肉の硬さをしっかりと把握することが大切になります。
背骨や骨盤のゆがみからくる腰痛
腰骨の変形や骨折が原因となる脊柱管狭窄症や変形性腰椎症、椎間板ヘルニアや脊椎分離すべり症、圧迫骨折などがあります。
「脊柱管狭窄症」:反り腰など背骨・骨盤のゆがみや腰の靱帯のゆるみから脊髄神経が圧迫され、腰が痛んだり、足にしびれが出て歩きにくくなったりする症状がでます。
「変形性腰椎症」:加齢により本来は真四角だった腰骨が長四角になっていき、角にトゲ(骨棘)ができたり、骨と骨の間にある軟骨がすり減って痛みを出すものです。
「椎間板ヘルニア」:猫背などで腰骨の丸まりが強くなった時に骨と骨の間にある椎間板が圧迫され、神経を圧迫して痛みが出ます。
「脊椎分離すべり症」:主にスポーツを行う青少年に発症しやすいもので、反り腰があったうえで激しい動きを繰り返していると、背骨の椎間関節というところに骨折が起き、スポーツが続けられないような強い痛みが出ます。
その中でも椎間板ヘルニアの場合、腰が丸まっていると椎間板の圧力が増し、痛みが強くなる要因となります。
脊柱管狭窄症狭窄症や脊椎分離すべり症は逆に腰が反りすぎていると痛みが強く出ます。
このように腰痛の病態により対処法も変わってくるので、姿勢やその方の背骨がどのようにゆがみがあるかを診ていくことが大切です。
腰痛の対処法
急に痛くなり、歩けない位の痛みなのか、昔から痛いものが強くなってきたのかで対策も変わってきます。
急に腰を痛め、歩けないくらいの場合
病院や接骨院などの医療機関に行けないくらいの強い痛みがある場合、横向きで寝て、足(膝)の間にクッションを挟み、安静を保ちます。
特に強い痛みが出ている場合、筋肉のコリだけでなく関節を痛めていることが多いです。
関節を痛めた場合、その部位を固定することが基本になります。例えば足首をくじいたら包帯などで固定しますね。
ですが、腰の場合はコルセットをするなどをしても、完全に固定することができない関節です。
そのため、痛めた個所を動かないようにするために、その隣の関節の動きをよくすることにより、患部が動かなくてよくなり、固定したのと同じような効果が出ます。
痛めた方の大半は股関節や骨盤、背骨が固くなっていて、その分腰が過剰に動きすぎ、普通の人よりも数倍の負担がかかっています。
例えるなら足首をくじいて、そのくじいた方向に何回もくじくことを繰り返しているようなものです。
足首は包帯で固定できますが、腰の場合は固定が難しいため、その上下にある関節の股関節や骨盤の動きをスムーズにすることにより、腰が守られ何もしないよりも数段治りやすくなります。
また、筋肉性のぎっくり腰で、身体が思いがけない動きをしたことで筋肉がびっくりし、痛みを出しているケースもあります。このような場合は治療後即日、痛みが無くなることもあります。
以前から腰が痛い場合
昔から腰痛があり、何らかのきっかけで悪化した時や、ぎっくり腰のあとなかなか痛みが引かない場合は、昔からある体の使い方のクセによって腰痛が出ています。
本来、人間には自然治癒力が備わっているのですが、ゆがみなどによってその治癒がうまく働かない状態になっています。
ですので治療としては、体の使い方を治すことが大切です。
このような腰痛は、ほとんどの場合治療の当日から痛みの改善がみられることが多いです。
ですが、痛みというのはコップの水と同じです。
コップに水(日々の負担)が少しずつ溜まっていって、溢れるまでは気が付かないのですが、溢れたときに一気に痛みとして現れます。
ですので、根本原因としての体のゆがみを改善していくことがコップに水がたまらない状態を作ることになり、もう腰痛には悩まされない体になります。
そもそも、なぜ歪む?
ゆがみの原因はそのほとんどが普段何気なくしている姿勢や身体の使い方の癖です。
- 左右の肩の高さが違う
- 立っているときいつも同じ側に体重をかけている
- 足を組むクセがある
- カバンをいつも同じ側で持つ
- デスクワークのとき猫背や前のめりになっている
- ほおづえをつく癖がある
- ソファーや椅子に座るとき、骨盤が寝て腰が丸まっている。
当てはまる人は骨盤や背骨がゆがんでいる可能性があります。
腰痛の予防
普段の体のクセや左右のバランスが腰痛の原因になります。
デスクワークで長時間座っていたり、電車で立っているときに片側に体重が乗っているなど、左右で違う使い方をしていると体はゆがんできます。
そういった日常生活での左右均等な姿勢を心掛け、長時間同じ姿勢が続いている場合は一度トイレに立つなどして、適度な休息を取りましょう。そうした良い姿勢が身につけば腰への負担は軽くなります。
当院で推奨している腰痛予防の体操が「真向法」です。
一日3分ででき、やり方もシンプルです。
動画を載せておきますので、ご自分でまだ毎日やっている体操がないという方は参考にしてください。
・腰痛に効く体操「真向法」
当院の腰痛治療
当院ではまず、この腰痛はどこの筋肉が原因で、その筋肉はどういうゆがみのせいで負担がかかっているのかを詳細に検査していきます。
その結果、肩が右よりも左のほうが前にズレてたり、腰が普通よりも丸まって負担がかかりやすくなっていることなど、自分では気付かなかったクセが明らかになってきます。
実際、当院に来院されたほとんどの方が他の整形外科や整骨院、整体院で今まで指摘されなかった原因を当院で指摘されたと実感しています。
その後、詳細に突き止めた原因に対し以下のような治療を行っていきます。
トリガーポイント療法
何層にもなっている筋肉の一番深いところにあるトリガーポイント(痛みの引き金)をしっかりと捉え、的確なマッサージや整体を行うと、腰がフワッとした感じで軽くなります。
ゆがみ矯正
背骨や骨盤など、カラダの歪みを取り去り、本来の骨格をつくることにより、腰の関節や椎間板への負担が無くなります。
海外でも人気のマニュアルセラピーという矯正法で一人一人の歪みに合わせ的確に矯正していくので、痛みがなく即効性があるのが特長!
オーダーメイド体操
- 家事や育児、仕事で忙しくて、なかなか整体には通えない
- ヨガや体操教室に行ったが、やると痛くなってしまう。
- 1回行くと、無理に通えと言われるんじゃないか・・・
上記のような方へ当院ではオーダーメイド体操をお伝えしています。
体操をすることでより早くつらさが解消されます。
ひとりひとり日常の姿勢の取り方や行動は違うので、十人十色のゆがみ方があります。
ですので、テレビや雑誌などでやっている体操は一般的には正しくてもあなたには合っていない可能性があります。
一生付き合っていく大事な自分のカラダを、自分でケアできるようになって欲しい・・・
そんな想いを込め、当院ではあなたに合った、「あなた専用の腰痛体操」をお伝えします。
腰痛の症例
症例 好きな運動が腰を気にせずできるようになった ~30代 女性~
昔から背骨の歪みがあったこと、そして最近になって腰の痛みが出てきてしまったため、通院を始めました。
背骨の検査では、猫背、反り腰(正常よりも背中が丸くなり腰が反りすぎている状態)があり、腰方形筋にトリガーポイントができ、反り腰のところにせん断力(引き違いの力)が働いて痛みが出ている状態でした。
また、普段の家事やデスクワークにより巻き肩(肩が前に出ている状態)になっていて、それが猫背、反り腰を悪化させている原因になっていました。
治療は主に、腰の負担がかかっている筋肉に対しトリガーポイントマッサージを週 2~3回行い、猫背と反り腰に対しソフトな矯正、を行ったところ、1回目で、家事には影響が無くなり、治療3回目以降は、デスクワークも楽にできるようになりました。
そのタイミングからストレッチングとドローイン(インナーマッスル専用体操)の生活指導を行ない、症状の改善がみられたので週1回の通院。
初診から1ヶ月程度で、日常のつらい症状はなくなり、今は完治をめざしてインナーマッスル強化のエクササイズやストレッチを行っています。