トリガーポイントに湿布を貼ってもいいんですか?
今日は、患者さんからよくご質問を受けるトリガーポイントには湿布を貼って良いのかを解説していきたいと思います!!

そもそもトリガーポイントとは?
トリガーポイントは、筋肉の中にできる「しこり」のようなものです。
この部分を押すと「ズーン」と響くような痛みが出たり、別の場所に痛みが飛ぶこともあります。

疲労・姿勢の悪さ・冷え・過剰な筋肉の使いすぎなどが原因でできることが多いです。
湿布の役割は?
湿布には大きく2種類あります
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冷湿布
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温湿布

どちらも「痛みの緩和」を目的としていますが、冷やす・温める効果はありません。
冷感、温感といって冷たく感じる・温かく感じるだけです。
トリガーポイントは、筋肉の血流不足が原因であることが多いため、一部の湿布に含まれる
血流促進作用のあるカプサイシンやサリチル酸メチルなどの効果によってトリガーポイントのしこりが小さくなることはやや期待できるかもしれません。
トリガーポイントに湿布を貼る場合の注意点
◎ 貼ってもいいケース
・筋肉が固くなっていて、押すと痛むけれど熱感がない
・冷えや慢性的なコリが原因で起こっている痛み
・お風呂で温まると楽になるタイプの痛み

このような場合は、温湿布が適しています。
カプサイシンやトウガラシ成分によって、血流を促してトリガーポイント周辺の筋肉を柔らかくする効果がある。
△ 貼らないほうがいいケース
・押さなくてもジンジンと痛む
・腫れていたり、熱をもっている
・ケガをした直後(捻挫・肉離れ直後など)

こういった場合は急性炎症が起きている可能性があるためアイシングが有効です。
トリガーポイントとは別の対応が必要。
湿布だけで治るの?
残念ながら、湿布は対症療法(症状を一時的に和らげる)です。
根本的にトリガーポイントをなくすには、以下のようなアプローチが必要です。
・筋肉を手技や鍼でほぐす

・姿勢や体の使い方を見直し、手技療法などで姿勢改善

・ストレッチやエクササイズで再発を防ぐ

湿布はあくまで「補助的」に使ってくださいね。
まとめ
・湿布はトリガーポイントに貼ってもOKです
・状況に応じて温湿布を選ぶのがおすすめ
・ただし、根本治療には手技施術や鍼灸施術、姿勢改善が大切
気になる症状が長引くようなら、ぜひお気軽にご相談くださいね!!




