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坐骨神経痛への鍼灸施術について

2022.07.29

坐骨神経痛への鍼灸施術について

 

 症例:左足の坐骨神経痛(女性)

常時左臀部から左ふくらはぎのやや外側に痺れと痛みを感じ、腰を反らしたり捻ったりすると同じ部位に痺れと痛みが出るケース。

鍼灸施術で身体の生命力(血流改善など)を強化しながら+神経パルスを行い週に1・2回からスタートして計15回の施術を行う。

自宅で出来る体幹の体操や立ち姿勢や座り姿勢の気を付けるポイントなどを伝え、症状が悪化しないようにホームケアも行ってもらえるようにしていきました。

施術3回目で反らした際の痺れや痛みが半分くらいに収まる。

その後、同様の施術を繰り返し行い施術10回目では腰を反らしたり捻ったりする動きでの痺れや痛みはほぼ感じなくなるまで回復しました。

(効果性は普段の過ごし方や環境にも影響を受ける為、個人差があります。)

その後も良い状態をキープする為に通院されていて各週に1回の施術を行っています。

 

 

坐骨神経痛を起こす疾患について

1.脊柱管狭窄症

脊柱管は背骨が一個一個繋がり出来た神経の通り道の部分になるわけですが、その通り道(脊柱管)の周辺には靱帯があり背骨を支えてくれています。

長年の姿勢不良や無理な使い方で、その靱帯が肥厚したり骨が変形してしまったりします。

すると、この通り道が段々狭くなってしまい脊柱管の中を通っている神経または外側にある神経の根っこが締め付けられて下肢の痺れや痛みが症状として出てくる。

これが脊柱管狭窄症というものです。

 

脊柱管狭窄症イラスト 

2.腰部椎間板ヘルニア

背骨と背骨の間にあるクッションが椎間板というものになりますが、その椎間板に亀裂が入り中の髄核という組織が飛び出てしまい(ヘルニア)

周囲の神経に触れてしまうことで神経痛を起こしてしまうものが腰部椎間板ヘルニアになります。

ヘルニア

 

3.梨状筋症候群

お尻には梨状筋という筋肉があり、その筋肉の下を坐骨神経が通過して足の方に走行していきます。

この梨状筋が硬くなって柔軟性がなくなると、坐骨神経を圧迫してしまうようになり足の痺れや痛みが出てきます。

 腰痛

 

坐骨神経痛に対しての鍼施術内容

特に痺れがある場合には、鍼施術が有効になります。                 

身体の生命力(血流改善など)を強化しながら+神経パルスを行っていくと痺れが軽減または改善しやすいです。

鍼灸施術

坐骨神経のおおもと、神経の出どころは第2・3・4腰椎(腰)からになります。

背骨と背骨の間から神経が出てくるポイント(坐骨神経の根っこの部分)があり、その神経の根本近く

と臀部の坐骨神経の走行近くに鍼を刺し、特殊な電気刺激を与えることで神経の血流改善を行っていきます。

そうすると、今まで神経の通り道が窮屈で神経が酸欠状態だったのが栄養が行き届きやすくなり

痺れや痛みが軽減・改善しやすくなるのです。

(※鍼に怖さがある方には、無理にやることはないです。身体が鍼に慣れてきたところで

神経パルスを行ったりしていますのでどうぞご安心ください。)

鍼施術時の刺激量は人によって違いますので、刺す本数など術後の反動(好転反応)を見ながら調整していきます。

だいたい施術3回目から6回目までは、反動の出方やお身体の状態を更に把握していくため施術が必要になってきます。

その後、3回から6回目までで得られたお身体の治療ポイントを施術していき、通院頻度はその時の状態をみて相談しながら行っていきます。

何かご不明点があれば遠慮なくお問い合わせください。(^^)

 

 

 

 

 

 
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