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不眠とは

2022.09.09

≪不眠の症状≫

1.寝つきの悪い『入眠障害』不安が強いと起こりやすい。

2.夜間に目が覚める『中途覚醒』中高年や高齢者に多いと言われています。

3.早朝に目が覚める『早朝覚醒』高齢者に多いと言われています。

4.ぐっすり眠れた満足感が少ない『熟眠障害』睡眠時無呼吸症候群を発症している場合があります。

不眠女性

こうした症状があると十分に体と心を休めることができず、睡眠を取っても中々疲れが取れない状態になってしまいます。

 

 

≪不眠のタイプ≫

1.一過性不眠

普段の睡眠に問題はなくても、急性のストレスや時差ぼけなどが原因で数日間眠れなくなる。治療を受けなくても治ることが多い。

2.短期不眠

仕事や家庭の問題、病気など比較的長期のストレスが原因で1~3週間眠れなくなります。

3.長期不眠

1カ月以上眠れなくなる重い不眠。病気や薬の副作用、加齢、体内時計の乱れなど、さまざまな要因が考えられます。

 

≪睡眠の重要性≫

なぜ睡眠が必要なのか?

疑問

私たちが眠るのは、そもそも日々使っている体と脳を休めるために必要になってきます。

睡眠を取る事で『心』『体』の両方を整え、健康を維持しています。

眠りには、『浅い眠り(レム睡眠)』『深い睡眠(ノンレム睡眠)』があり、この二つを周期的に繰り返して脳や体を休めています。

 

浅い眠り(レム睡眠)』は、ストレスを受けたり、学習したりすると増大することが分かっています。

その為、『浅い眠り(レム睡眠)』にはストレスを発散したり、記憶を固定したりする働きがあると考えられています。

また、『深い睡眠(ノンレム睡眠)』は、成長ホルモンが脳下垂体から盛んに分泌されることが分かっています。

成長ホルモンは、その名の通り骨を太く大きくしたり、筋肉を発達させたりして成長を促すホルモンです。

同時にエネルギーの産生を促したり、体の傷を修復したりする働きもあるので、脳や体の疲れを取り健康を保つために

重要なホルモンと言えるでしょう。

このように、睡眠は生きるために欠かせない生理現象になるのです。

 

≪不眠の3つの要因≫

1.素因

性格(心配性・神経質)ストレス耐性が弱い、加齢、性差(男性より女性が多い)といった不眠になりやすい性質や体質のこと。

 

2.増悪因子

不眠傾向を悪化させるもの。ストレス、騒音、アルコール、病気による症状(かゆみ・頻尿など)薬の副作用など。

これらが加わると一過性の不眠や短期不眠に繋がりやすくなります。

 

3.遷延因子(せんえんいんし)

不眠症を慢性化させ、改善しずらくするもので、「不眠を悪化させる睡眠習慣」とその結果起こる「眠りを妨げる生理的な変化

」になります。

 

「不眠を悪化させる睡眠習慣」は、早く寝ようとしすぎたり、長時間の昼寝、不眠に対する誤った思い込み(かならず8時間眠らないといけない)

このようなことを意識的に続けてしまうと、更に不眠が続き自律神経が乱れて体が緊張してしまいます。

また脳からストレスホルモンであるコルチゾールが過剰に分泌されたりして、次第に不眠症へと進行してしまいます。

 

 

鍼灸施術で不眠を改善!

鍼灸師

不眠で悩まれている方には、鍼灸施術をお勧めしています。

鍼灸施術には、身体の自律神経を整える効果があり、身体(血液)の巡りが良くなり緊張がほどけてリラックスする効果があります。

眠りの浅さから体の疲れが取れず、日々の日常生活に支障を感じられている方は、ご相談ください。

鍼灸施術風景

生活習慣なども改善しながら早期回復を目指して一緒に頑張りましょう!

 

朝目覚め 女性

 
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