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四十肩・五十肩

2019.02.28

肩関節今回は四十肩・五十肩の原因と、どうやったら早く、しっかりと治るのかについて書いていきます!

概要

まず、四十肩・五十肩という名前は正式な病名ではなく、医学的には肩関節周囲炎(フローズンショルダー)といいます。

主に肩関節周辺の退行性変性(加齢的変化で靭帯や関節が弱る)を基盤とし、肩が上がらない、夜間痛、幹部を下にして寝れないなどの症状があります。

 

鑑別診断(ほかの病気と見分けること)が必要なものとしては、腱板損傷(断裂)や石灰沈着性腱板炎などがあります。

 

腱板断裂は有痛弧兆候(外側にバンザイして60~120°で痛みが出現する)やドロップアームサイン(外側にバンザイして90°のところで位置をキープできない)などの特有な所見があります。

 

石灰沈着性腱板炎はカルシウムの結晶が沈着することで、夜激痛で眠れないなどの症状が出ます。

 

肩関節周囲炎は炎症期と拘縮期にわかれ、治癒まで半年~1年ほどかかると言われています。

炎症期は夜間痛(夜痛くて目が覚める)が主症状で、拘縮期は可動域制限が主な症状となります。

 

 

原因

四十肩・五十肩の原因は正式名称が肩関節周囲炎というだけあって多岐にわたります。

 

例えばインピンジメントといって、肩の関節の中で骨と靭帯の衝突が起こって痛みが出るようなものもあれば、上腕二頭筋(力こぶの筋肉)長頭の炎症により起こるものもあります。

 

基本的には骨のズレ(ゆがみ)により筋肉や靭帯が引っ張られ、そのまま日常使っていると組織に摩擦がおき、炎症が発生し四十肩になります。

 

治療

一般的には投薬療法と物理療法があります。

 

投薬療法は炎症が起こっているのに対し、炎症を鎮める貼り薬(湿布)や飲み薬が処方されることが多いです。

 

物理療法は温熱療法(マイクロ波やホットパックなど)や電気療法、運動療法、手技療法などがあります。

 

温熱療法(マイクロ波やホットパックなど)や電気療法は患部の血行を良くし、治癒を促進させるというものです。

 

運動療法は患部周辺を自動運動(自分がメインで動かすこと)や他動運動(他者がメインで動かすこと)で動かしていき、弱った筋肉を鍛えたり、血行を促していきます。

 

手技療法は肩関節や背骨の位置を整えることを主に目的として行っていきます。

 

肩の関節は肩甲骨と上腕骨から構成されていて、たいていは上腕骨が前に出て(内側に巻いて)いわゆる巻肩(まきがた)になっています。

 

巻肩になると肩周りの筋肉が引っ張られたり縮んだりし、肩の本来の軌道で動かすことができなくなり、それによって炎症が起き四十肩・五十肩につながりやすいです。

 

そして、背骨がゆがんでいると肩の可動域(動かせる範囲)が少なくなり、これもまた炎症が起きる原因です。

 

手技療法では歪んで固まった肩の関節や背骨を整えていき、肩が本来の正常な動きができるように導いていきます。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

 

四十肩・五十肩といっても色々なことが肩の関節に起こっているのです。

 

あまり痛みが続いたり、湿布がきかないようであれば、整形外科や整骨院など、専門家を受診しましょう。

 

 

 

 

 
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