西荻窪きりん堂ブログ肩こり編、今回は肩こりと筋膜というテーマでお届けしていきます!
出典:アナトミートレイン
筋膜=第2の骨格
筋膜は第2の骨格とも言われており、姿勢にかなりの影響を及ぼしています。
筋膜は最新の医学でもまだまだわかっていない部分があるのですが、いくつかの筋膜ラインがあると言われています。
・スーパーフィシャル・バック・ライン
・スーパーフィシャル・フロント・ライン
・ラテラル・ライン
・スパイラル・ライン
・アーム・ライン
・ファンクショナル・ライン
・ディープ・フロント・ライン
その中でも今回は『アームライン』という腕から肩、首へつながる筋膜に着目していきます。
このアームラインも更に4つほど種類があります。
アームラインの種類
・スーパーフィシャル・フロントアームライン
主に身体の前側を通る筋膜で、表面のほうにあります。
胸や背中の方から始まり、肩、腕、指に繋がっていきます。
・スーパーフィシャル・バックアームライン
主に身体の後ろを通る筋膜で、表面のほうにあります。
後頭骨(頭蓋骨)からT12胸椎の棘突起(背中の骨の出っ張り)から始まり、肩甲骨、鎖骨、上腕骨、前腕、手、指に繋がっていきます。
・ディープ・フロントアームライン
主に身体の前側を通る筋膜で、深部のほうにあります。
小胸筋という胸の奥の方から始まり、上腕二頭筋から手のひらに繋がっていきます。
・ディープ・バックアームライン
主に身体の後ろを通る筋膜で、深部のほうにあります。
頚椎から始まり、背中、肩甲骨を介して腕、手の方に繋がっていきます。
色々なラインがありますが、基本的に体幹から肩、腕、指に繋がってくるという意味では共通していますね。
押さえておきたいポイントは、この筋膜は手(腕)と首(肩)をつないでいるということです。
例えばPCでのデスクワークのキーボード操作やマウスで手指、腕を使っている時に、その負担が首や肩に来てしまうのです。
この負担により肩こりや頭痛が出ている方はかなり多いです。
肩こりや頭痛の対策
つらい肩こりや頭痛ですが、対策もあります。
それは、、肘置きなどで腕の重みを軽くしてあげることです!
また、キーボードやマウスの位置、椅子の高さや向きなどでも負担は変わりますのでデスクワークで肩こりや頭痛に悩んでいる方は一度ご自分の作業環境を見直してみることをおすすめします(^-^)
西荻窪駅徒歩3分、西荻窪きりん堂接骨院、整体院の柴崎がお伝えしました!